今日は立冬。暦の上では冬の始まりですが、どこか季節外れの暖かさを感じる一日です。
弊社敷地内の植物も、毎年お世話になっている職人の手で冬支度を始めています。
この時期の晴れ間は貴重で、外回りの作業がどんどん進んでいきます。
住まいのお手入れも、年末の慌ただしさの中で行うより、まだ陽気が安定している今のうちから始めることをお勧めいたします。
本格的な冬を迎える前に少しずつ進めておけば、安心して年末年始を迎えられます。
外回りの点検は“安全第一”で
まずは、住まいを守る外回りから確認してみてください。
- 雨どいに落ち葉などの詰まりはないか
- 雪止め金具が外れていたり、緩んでいないか
- 外壁や基礎にひび割れはないか
冬場は凍結や積雪により、小さな不具合が大きなトラブルに発展することがあります。
点検をしておくだけでも、安心感が違うものです。
ただし、屋根など高所での作業には危険が伴います。
無理をなさらず、心配な場合は弊社までお気軽にご相談ください。
また、夏を越した網戸も気づかぬうちに汚れが蓄積しています。
最近の網戸は取り外しが難しいものも多く、力を入れすぎると歪みの原因になります。
内外から軽く拭き掃除を行う程度にし、状態が気になる際は専門業者に依頼するのも良い選択です。
室内の気になる場所もこの時期に
年末の大掃除に回されがちなキッチンまわりは、この時期に少しずつ手をつけておくと、あとが格段に楽になります。
- レンジフード(換気扇)の汚れ
- 浴室や洗面室のカビ
レンジフードは油汚れが溜まると性能が落ち、余計に掃除が大変になります。
また、浴室や洗面台に発生しやすいピンク色の汚れ(カビの一種)は、水気や皮脂汚れが原因です。
使用後は軽く汚れを落とし、水分を拭き取る習慣が効果的です。
いずれも日々の少しの手間が、住まいの快適さを大きく左右します。
地域の冬に備える安心を
この地域は例年、急に冷え込む日が訪れることがあります。
暖房設備の点検や、窓まわりの断熱対策も早めに行っておくと安心です。
- エアコンや給湯器の動作確認
- 窓サッシの汚れやパッキンの劣化チェック
特に給湯器は、冬になってから故障が発覚すると大変です。
「気づいた時には遅かった」ということのないよう、点検をお勧めいたします。
無理のない範囲で、できることから
住まいを見渡すと、気になるところは意外と多く見つかるものです。
しかし、ご自身で全てを完璧に行う必要はありません。
普段手が届かない部分や、判断が難しいことは、どうぞ遠慮なく専門家にお任せください。
プロならではの視点で、安全に、確実に対応いたします。
冬はすぐそこまでやってきています。
少し早めの準備で、ご家族皆さまが安心してお過ごしいただける冬になりますように。
住まいのお手入れや点検について気になることがありましたら、いつでも弊社までご相談ください。
