「お着替えクローゼット」で、ウイルスや花粉を室内に持ち込まない
今年もインフルエンザ流行の時期になりました。
インフルエンザや風邪などの予防には、うがい、手洗いの励行がよく言われています。しかし、それと同時に大切なのが、ウイルスや花粉、ホコリなどを室内に持ち込まない工夫です。
そこで今回は、以前ご紹介した「お着替えクローゼット」が、この時期にどのように役立つのかをお話しします。
「お着替えクローゼット」とは?
「お着替えクローゼット」とは、洗濯から収納までが一箇所で完結する、機能的なクローゼットです。
玄関を入ってすぐ、リビングに入る前に配置します。ここで、外から着てきた服を脱ぎ、室内着に着替えることができます。脱いだ服は、隣接する洗面所の洗濯機にそのまま入れ、手洗いうがいをしてからリビングへ。
この動線により、外出着についたウイルスや花粉、ホコリなどを、リビングやキッチンに持ち込まずに済むのです。
- お着替えクローゼットと連携する洗面脱衣室で、手洗いを習慣化。ウイルスや花粉をリビングに持ち込みません。
この時期に嬉しい、感染予防のメリット
冬の時期、外出先から帰ってきたときに、外出着をそのままリビングに持ち込むと、衣服に付着したウイルスや花粉が室内に広がる可能性があります。
お着替えクローゼットがあれば、玄関から入ってすぐに着替えることができるため、物理的に室内への持ち込みを防ぐことができます。
家族の一人が持ち込んだウイルスで、家族全員が体調を崩してしまう。そんな事態を防ぐための、間取りの工夫です。
家事動線も、もちろん快適
お着替えクローゼットは、家の中心部、キッチンやリビングに近い場所に配置します。
洗濯機や室内干しスペースがキッチン近くにあることで、料理の合間に洗濯物を回す、洗い終わったものをその場で干すという動線が生まれ、家事がとても楽になります。
雨や雪の日、花粉の時期でも、気兼ねなく室内で洗濯物を乾かせるのも、大きなメリットです。
もみの木だからこそ、実現できる間取り
この「お着替えクローゼット」は、もみの木の調湿効果があるからこそ実現できる間取りです。
室内干しをしても、もみの木が湿気を調整してくれるため、衣類が生乾きになったり、カビが発生したりする心配がありません。高気密・高断熱の家だからこそ、もみの木の調湿効果が最大限に活きるのです。
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健康と快適さを、間取りで支える
これからの時期、ちょっとした間取りの工夫が、家族の健康を守り、日々の家事の負担を軽減してくれます。
お着替えクローゼットは、洗濯が楽になるだけでなく、ウイルスや花粉を室内に持ち込まない工夫としても役立ちます。
そして、それを可能にするのが、もみの木の調湿効果です。
