冬に増える、家の中での転倒事故
- 住み慣れた家だからこそ潜む、高齢者の転倒リスク。後悔しないための住環境の改善策を解説します。
寒さが厳しくなるこの時期、家の中での転倒事故が増加します。特に高齢者の転倒リスクが高まる季節です。
令和2年の人口動態調査によると、高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は8,851人にのぼり、交通事故による死亡者数2,199人の約4倍という結果が報告されています。さらに、これらの転倒事故の約半数は住宅内で発生しており、特に冬季に増加する傾向が見られます。
住宅内の寒さが筋力や身体能力の低下を招くことが、転倒リスクを高める大きな要因と考えられています。また、寒さ対策として絨毯やカーペットを敷くことで段差が生まれ、つまずきの原因となります。スリッパは滑りやすく脱げやすいため転倒のリスクを高め、厚着は動きにくさを招きます。つまり、家の中の温度低下が、転倒事故の大きな原因のひとつといえるのです。
なぜ冬場は転倒事故が多いのか
冬季に転倒事故が増える背景には、住環境の問題があります。一般的な住宅の多くは、床にはツルツルのカラーフロア、壁や天井にはビニールクロスが使用されています。それらは水分を一切吸収しない素材であるため、室内の湿度調整ができません。
冬場は暖房を使用することで室内の空気が乾燥しますが、湿度が低い環境では温度の伝導速度が遅くなり、床や壁が冷たいままになりがちです。朝晩と日中の温度差が大きく、部屋ごとの温度差も生じやすくなります。
こうした温度差の大きい環境では、厚着をしたり、こたつでじっとして動かなくなったりすることが増えます。その結果、筋力が低下し、転倒リスクがさらに高まってしまうのです。
転倒防止に効果的な「もみの木の床」
そこで、住宅内での転倒防止策としてぜひお薦めしたいのが、「もみの木の床」です。もみの木を内装材として使用した住宅には、冬場の転倒リスクを軽減する数多くのメリットがあります。
調湿効果で温度変化を抑える
もみの木は、細胞の中に空気をためる独特の構造を持ち、その調湿効果により室内湿度を50〜60%の適度な範囲に保ちます。この適度な湿度環境は、温度の伝導速度を早めるため、床や壁が暖まった後は蓄熱性能の効果で温度変化が少なくなるのです。
朝晩と日中の温度差が少なく、部屋ごとの温度差も抑えられるため、省エネで快適な室内環境が得られます。温度差が少ない快適な環境であれば、厚着をしたり、こたつでじっとしていたりすることも減り、筋力の減少を防ぐことにもつながります。
適度な弾力と滑り止め効果
もみの木の床は適度な弾力を持っているため、歩行時のショックを和らげてくれる効果があります。これにより、冷え対策として絨毯やカーペットを敷く必要がなくなり、段差によるつまずき防止にも役立ちます。
さらに、マルサ工業のもみの木床材には、日本で唯一の「浮造り加工」が施されています。浮造り加工とは、木材の柔らかい部分を削り取り、硬い年輪部分を浮き上がらせる伝統的な技法です。この加工により、床に自然な凹凸が生まれ、滑り止めの役割を果たします。素足で歩いても滑りにくく、高齢者の方にも安心してお使いいただけます。
- 冬でもヒヤッとせず、素足に優しいもみの木浮造り加工の床。高齢者のヒートショック対策と転倒防止に貢献します。
快適で安全な住まいを実現する
もちろん、高い気密・断熱性能を持つ家であることが大前提ですが、もみの木の内装材を組み合わせることで、より快適で健康的な暮らしを実現できます。
冬場の転倒リスクを軽減し、高齢者の方も安心して暮らせる住環境。温度差の少ない快適な室内環境は、家族全員の健康を守ります。もみの木の床は、単なる内装材ではなく、安全で快適な暮らしを支える大切な要素なのです。
まとめ:冬の転倒事故対策に、もみの木の床を
冬場の転倒事故は、多くのご家庭で共通の悩みです。特に高齢者の方がいるご家庭では、住環境の安全性は重要な課題となります。
もみの木の内装材を使用した住宅なら、優れた調湿効果によって温度変化が少なく、適度な弾力と浮造り加工による滑り止め効果で転倒リスクを軽減します。清潔で快適な空気環境も実現でき、家族全員が安心して暮らせる住まいとなります。
これから家づくりをお考えの方、冬場の洗濯物や室内の寒さにお困りの方は、ぜひ「もみの木の床」をご検討ください。
もみの木の魅力については、もみの木がよい9つの理由|有限会社マルサ工業でもご紹介しています。ぜひご覧ください。
