家づくりを考える時、多くの方が建物のデザインや間取りに意識を向けます。しかし、完成した家を見た時に「何か物足りない」「思っていた印象と違う」と感じることがあります。
その原因の多くは、外構工事にあります。
家の外観の印象を決めるのは、実は建物そのものよりも「外構工事」なのです。今回は、外構工事の重要性と、当社がなぜ最初から外構工事を予算に組み込むのかについてお話しします。
家の印象を決めるのは「外構工事」
結論から言うと、家の外観の印象は外構工事で決まります。
住宅自体の外観も印象を決める要素のひとつではありますが、決定的な部分ではありません。むしろ、外構工事がしっかりと行われているかどうかが、家全体の印象を大きく左右するのです。
例えば、建物自体はシンプルなデザインでも、門扉、アプローチ、植栽、照明などの外構がしっかりと計画されていれば、全体として美しく調和の取れた家になります。
逆に、建物のデザインにこだわっても、外構が疎かになっていれば、バランスの悪い印象を与えてしまいます。
当社の考え方:外観より、暮らしやすさを優先する
当社では、住宅の設計において「住む人が快適で使いやすい間取り」を最優先に考えています。
外観の印象のために間取りの効率を犠牲にするのは、本末転倒だと考えているからです。もちろん、間取りと外観の両立ができればそれに越したことはありませんが、どちらかを選ばなければならない場合、私たちは迷わず暮らしやすさを選びます。
そして、建物自体の外観がシンプルであっても、外構工事でしっかりとリカバリーできるのです。家で特徴を出さなくても、外構で印象を良くすることは十分に可能です。
外構工事が疎かになる理由
それでは、なぜ外構工事が疎かになってしまうケースが多いのでしょうか。
予算配分の問題
多くの場合、建物にばかり予算をかけてしまい、外構工事の予算が残らないという問題があります。建物の契約を優先するあまり、外構工事を後回しにしてしまうのです。
その結果、外構工事は「余裕があればやる」「後から少しずつ」という位置づけになり、結局は中途半端な状態で終わってしまいます。
建物のデザインに偏りすぎる
建物の外観にこだわりすぎて、外壁を複雑な形にしたり、屋根を複雑にかけたりすることで、無駄なコストがかかってしまうケースもあります。
そうした費用があるなら、建物はシンプルにして、その分を外構工事に回した方が、全体としての印象は格段に良くなるのです。
外構工事は「後からやる」では遅い
外構工事は、建物が完成した後から素人が簡単にできるものではありません。
敷地の形状、建物の配置、動線、駐車スペース、植栽の配置など、すべてを考慮した上で計画する必要があります。プランの段階から外構工事まで含めて設計しなければ、トータルで印象の良い家を作ることは難しいのです。
予算の制限、敷地の制限があっても
当社では、どんなに予算や敷地に制限があっても、外構工事を含めた計画を立てます。外構工事をやらない家は建てません。
なぜなら、外構工事まで含めて初めて「完成した家」と言えるからです。建物だけが立派でも、外構が整っていなければ、その家の魅力は半減してしまいます。
プロとして、お客様を正しい方向へ導く
家づくりにおいて、お客様がすべてを判断するのは難しいものです。だからこそ、私たちプロがお客様を正しい方向へ導く必要があると考えています。
「建物にお金をかけたい」というお客様の気持ちは理解できます。しかし、外構工事の重要性をきちんとお伝えし、最初から予算に組み込むことで、トータルで印象の良い家を実現することができるのです。
当社では、外構工事まで含めた見積もりを提示します
当社では、資金計画の段階から外構工事を含めた総費用を計算し、お客様に提示しています。
建物だけの金額ではなく、外構工事まで含めた「完成した家」の総額を最初にお伝えすることで、お客様は安心して家づくりを進めることができます。
後から「外構工事の費用が足りない」「予算オーバーで外構を諦める」といった事態を避けることができるのです。
建物だけでなく、外構工事まで含めたトータルな提案で、印象の良い家を実現いたします。
