寒さが身に染みる季節になりました。
今週の木曜日辺りは雪の予報が出ていますね。
もうストーブやこたつを出された方も多いのではないでしょうか。長く続く冬に備えて、暖房の準備を進めていることと思います。
しかし、これから先は「窓からお金が逃げていく」季節でもあります。
窓からお金が逃げる?
これからの寒い季節、カーテンを開けておいた窓に近づくと、ヒヤッとすることはありませんか?
これは「コールドドラフト」と呼ばれる現象です。暖められた室内の空気が、窓ガラスの表面温度によって冷やされ、下降気流となって局所的に冷却を引き起こします。
このヒヤッとした冷気こそが、「窓からお金が逃げている」正体です。せっかく暖めた熱が窓から逃げていき、その分また暖房のためのエネルギーが使われることになります。エネルギー=お金なのです。
資源エネルギー庁『エネルギー白書2024』によると、一般家庭での消費エネルギーの割合は、一番は給湯用で27.2%、次に暖房用が25.3%と、全体の約1/4を暖房用が占めています。このエネルギーがどんどん逃げていく家では、お金もどんどん逃げていくことになります。
熱が逃げる最大の弱点は「窓」
住まいの熱の流入(夏)や流出(冬)において、最大の弱点となっているのは「窓」です。
冬場に室内から逃げ出す熱の58%、夏場に入り込む熱の73%が、実は窓などの開口部からなのです。この弱点を改善するため、国も省エネ窓への改修工事に多くの補助金を出しています。
「お得な窓改修工事しませんか?」と建築会社から声をかけられた方も多いのではないでしょうか。実際に窓改修をされた方もいらっしゃると思います。
窓を改修すると、窓からの冷気は確かに和らぎます。しかし、それだけで快適になるかというと、残念ながら簡単にはいきません。
窓だけでは不十分な理由
家の中の熱が逃げる場所は、窓だけではありません。外壁に面した壁や天井、床からも熱はどんどん逃げていきます。
窓を改修しても、「今度は足元が寒い」という状態になることも少なくないのです。熱の流出を根本的に防ぐには、家全体の気密性と断熱性を高める必要があります。
気密・断熱は、建てた後からは変えられない
ここで大切なことをお伝えします。
気密性と断熱性は、建てた後からはなかなか変えられません。
既存の住宅で快適さを求めるのであれば、天井(屋根)、外部に面した壁、床、そして窓を改修する大規模な工事が必要になります。それでも、新築時にしっかりと気密・断熱性能を確保した家には及びません。
だからこそ、これから家を建てる方には、最初からしっかりとした気密・断熱性能を持つ家をおすすめしたいのです。
当社の家づくり
気密・断熱性能をしっかりと確保し、窓からお金が逃げない家。冬の光熱費を抑え、快適に暮らせる家。長期的に見てもコストパフォーマンスの高い家。
そんな家づくりを、私たちは大切にしています。
上越エリアで家づくりをお考えの方、家が古くなって新築を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。高性能で家計に優しい家づくりを、誠実にご提案させていただきます。
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