もみの木の家第一棟目、地鎮祭の日
7月某日、当社にとって記念すべき日でした。もみの木の家第一棟目となるK様邸の地鎮祭です。
朝から日差しが強く、昨日からの準備に加えて早朝から現場入りし、テントや紅白幕を張る作業ですっかり汗だくになりました。そんな中、K様ご家族や神主様が次々と集まり、いよいよ地鎮の儀が始まります。
地鎮祭は、その土地や草木に宿る神様に工事を行うことを伝え、無事に工事が進むようお願いする大切な神事です。同時に、施主様ご一家の安泰と幸いを祈願する儀式でもあります。静かで厳かな空気の中、儀式は滞りなく執り行われました。
地鎮祭が終わった後、K様と一緒に近隣の方々へご挨拶に伺いました。あるお宅で玄関ドアを開けていただいた瞬間、外の暑さとは打って変わって、ひんやりと涼しい空気が流れてきました。ご挨拶を終えて外に出た時、K様が「あの家、玄関まで涼しかったですね」とおっしゃいました。
私は「大丈夫ですよ。これから建つK様のお家も、きっとそうなりますから」とお伝えしました。するとK様は「ああ、そうですよね!もみの木の家ですもんね」と、安心したような柔らかい笑顔を見せてくださいました。
K様ご家族は、初めてお会いした時から、皆さん穏やかで優しい雰囲気の方々で、一緒に家づくりができることを心から嬉しく思いました。
さあ、K様のご期待に応える家づくりが、いよいよ始まります。