震度7から家族を守る。私たちが「耐震等級3」を目標基準とする理由 震度7から家族を守る。私たちが「耐震等級3」を目標基準とする理由

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震度7から家族を守る。私たちが「耐震等級3」を目標基準とする理由

家づくりを考える時、住宅会社から「建築基準法をしっかり守っています」と説明を受けることがあるかもしれません。

もちろん、建築基準法を守ることは当然です。しかし、それだけで「良い家」と言えるのでしょうか。

実は、建築基準法が定めているのは「最低の基準」なのです。今回は、建築基準法の基準と、本当に良い家を選ぶために知っておきたいことについてお話しします。


建築基準法は「最低の基準」

日本国内で建築物を建てる場合、建築基準法を遵守する必要があります。その第1条には、こう書かれています。

この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。

そうなんです。建築基準法は、私たちが守るべき「最低の基準」を定めているのです。

つまり、建築基準法を守っているということは、「法律で定められた最低ラインはクリアしています」ということであり、それ以上でもそれ以下でもありません。


最低基準では、良い家にはならない

では、この最低基準さえ満たしていれば、良い家になるのでしょうか。

答えは「いいえ」です。

最低基準は、あくまで「これを下回ってはいけない」というラインであり、快適で安全、そして長く住み続けられる家を実現するには不十分なのです。

「良い家」の基準とは

「良い家」の定義を一言で表すのは難しいですが、少なくとも以下のような要素が必要だと私たちは考えています。

 

  • 地震に強く、家族の命を守れる家
  • 冬暖かく、夏涼しい、快適に暮らせる家
  • 長期間にわたって、良好な状態を保てる家
  • メンテナンスがしやすく、維持費用が抑えられる家
  • 家族の健康を守り、快適な暮らしができる家

こうした要素を満たすには、建築基準法の最低基準を大きく上回る性能が必要なのです。


「長期優良住宅」という指標

それでは、どうすれば「基準より高い家」を選ぶことができるのでしょうか。

そのひとつの指標となるのが、「長期優良住宅」です。

長期優良住宅とは、長期にわたって住宅を良好な状態で長持ちさせるために設けられた、国の認定基準です。建築基準法の最低基準よりもはるかに高い性能を求められます。

長期優良住宅の認定条件

長期優良住宅の認定を受けるには、以下のような項目で高い基準をクリアする必要があります。

耐震性

地震に対する強さを示す「耐震等級」では、等級2以上が求められます。等級2は、建築基準法の1.25倍の強度です。

省エネルギー性

断熱性能や省エネ性能を示す「省エネルギー等級」でも、高い基準が求められます。

劣化対策

建物の劣化を軽減するための対策が施されているかを示す「劣化対策等級」も、認定条件に含まれます。

維持管理

配管などの維持管理のしやすさを示す「維持管理等級」も重要な基準です。


当社は、最高等級を目標基準としています

当社が提供する家は、長期優良住宅の認定条件を大きく上回る性能を目指しています。

耐震等級3を目標基準に

長期優良住宅の認定条件では「耐震等級2以上」を求めていますが、当社では最高等級である耐震等級3を目標基準としています。

耐震等級3は、建築基準法の1.5倍の強度を持ち、消防署や警察署など、防災拠点となる建物と同等の耐震性能です。大きな地震でも倒壊しない、家族の命を守る家を目指しています。

その他の項目も最高等級をクリア

「省エネルギー等級」「劣化対策等級」「維持管理等級」についても、最高等級をクリアしています。

この基準を守ることによって、住まう方の生命と財産を守ることができると考えています。


さらに、健康で快適な暮らしのために

当社では、性能の高さだけでなく、住まう方の健康と快適さも大切にしています。

そのために採用しているのが、天然もみの木を使用した「もみの木の家」です。

もみの木の優れた調湿効果、消臭効果、蓄熱効果により、一年中快適で健康的な暮らしを実現できます。数値では測れない「住み心地の良さ」も、良い家には欠かせない要素だと考えています。

※もみの木の快適さについてはこちらのブログもご覧ください。


家づくりで後悔しないために

家づくりを検討される際、住宅会社から「建築基準法を守っています」と説明を受けたら、ぜひこう質問してみてください。

 

  • 「それは最低基準ですよね。御社の目標基準は何ですか?」
  • 「耐震等級はいくつですか?」
  • 「長期優良住宅の認定は取得していますか?」

こうした質問をすることで、その会社が最低基準で満足しているのか、それとも高い基準を目指しているのかが見えてくるはずです。


まとめ

  • 建築基準法は「最低の基準」を定めたもの
  • 最低基準では、良い家にはならない
  • 「長期優良住宅」は、高い性能を持つ家の指標
  • 当社は耐震等級3をはじめ、最高等級を目標基準としている
  • さらに、もみの木で健康で快適な暮らしを実現

上越エリアで家づくりをお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。最低基準ではなく、最高等級を目指した家づくりで、家族の命と健康を守る住まいをご提案いたします。

 


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